2016/03/11

アナル窒息

今日は写真1枚もとってなくて

変わりにTOP40で流れてるうちの好きな1曲を



誰か知らんけど気分やで

今日は文章ちゃんと書くで



今回のトリップは3人体制

1人(サピエンス君:仮称)は2回目のカリフォルニアで初参戦

俺も2年半ぶりの久々のカリフォルニアなんだけど

良くも悪くも感じたことをそのまま書きたいと思う


今回テキサスとカリフォルニアの2つの州に入ったんだけど

基本的なところは相変わらずなんだけど

何て言ったら適切なのか分かんないけど、「平均的」な気がする


携帯電話で世界の裏側の情報まで10秒で手に入る時代

情報量は田舎も都会も関係ない

田舎の人たちは欲が出て、都会の人たちは欲が減る

んで、平均

だからどこ行っても一緒って感覚になっちゃう

表面的な部分はね



日本でもそうでしょ?

どこいっても同じもん置いてて、同じようなカインド


けど、大事なのはその表面的なところじゃなくて

そこでしか味わえない空気感ってのが優先されるべきなんだよね


例えば何かのブランドがあって、世界中のどこでも同じものが買えるんだけど

「本店で買いたい」

「そのブランドが生まれたその場所で買いたい」

物の価値としてはどちらも一緒なんだけど、「気持ちの違い」は遥かに違うはず



けどね、今回つれてったサピエンス君を見てて思った

オブラートなしで書くから悪口に聞こえるかも知んないけど

ライフスタイルを伝えれなかった自分の責任としてココに書きたいと思う



今はカリフォルニアって地域に絞って商いをやっている

だけど、個人的にはロンドンやパプアニューギニア、マレーシアとかいろんなところに興味がある

見たことない、味わったことない、好奇心からすべて生まれている


カリフォルニアって絞ってやってるのはそこにすべてが詰まっているから

「ただ波乗りがしたい」

それならインドネシアに行けばいい

「おいしいものが食べたい」

なら日本で十分

「可愛い女が抱きたい」

じゃあウクライナだ


ピンポイントで絞れば、もっといいとこなんて沢山ある


そういったピンポイントの欲望を求めたゆる~い人たちが集まってんのがカリフォルニア

んで、その欲望を満たすもんも揃えてるのがカリフォルニア

俺はそう思っている


けど、物を物としかみてない人にはこういった感覚も分からないんだと思う

サピエンス君をホームデポに連れてったんだけど、ドキドキしてないんです

サピエンス君をアンティークモールに連れてっても何も見てないんです

サピエンス君をフリマに連れてっても一番前の商品しか見てないんです


DIGるって行為をしないんです

流行ってるソレにしか興味がないんです

与えられた情報しか処理できてないんです

これって今の若い子らに共通してる気がするんです


物も溢れてて、情報も溢れてて、何を選んでいいか分かんない症候群


これね裏を返せば、こだわってる人たちがカッコよく見えてないってことでもあると思うんです

これがレアだとか、限定品だとかで収集してる人も多くいるし、いいんですが

それが若い子らにかっこよく見えてないんだと思います

何も言わなくてもカッコイイもんはカッコイイし

ダサいもんはダサい


誰かの真似しかできないコスプレイヤーだらけになってしまってんのが一番の問題

「自分のスタイル」ってよく言うけど

それって表面的な部分じゃなくて、精神論だから

その精神論が筋通ってないとバランス悪いよね


「カリフォルニアライフスタイル」って売り文句でうちはやってっけど

もちろんカリフォルニア的な商品を扱って売ってる訳だけど

精神論を売ってるようなもんだからね

そこを履き違えてやっちゃうとバランス悪くなる

1-2年でスタイルが変わっちゃう

変われないからスタイルなんだけどね

その辺も分かってもらえてなかったりする



だから思ったのが、「伝えれてない」ってこと

自分の責任だよね

もっと精進します

ほんとにアホでまっしぐらな人たちを本気で応援したいと思います

うわべだけのスタイルなんて俺は興味ありません

ダサくても自分にまっすぐな人を全力で応援したいと思います

PEACE